LO/ST CO/LO/RSの創作S/S+ラクガキブログ。
白騎士コンビを贔屓ぎみですが主人公最愛・オールキャラと言い切ります!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スザク原稿打ち終わらなくてごめんねお誕生日おめでとう!
しかも続くよ@HP点灯中
<黒の騎士団編>ルルED設定でスザクBD。ユフィとスザクとライです。
黒の騎士団にいるライでも、きっとスザクは惹かれてしまうんだろうな。
恋でも愛でもなく、自分でもわけわからないけどスザクはライに向かって手を伸ばせばいいよ。
うちのスザクさんは、黒の騎士団編なのにがんがん選択肢に出てきてました。
選択肢3つがスザクの顔だった時には、驚きを通り越して笑いが出ました。
最後になりましたが、ご訪問くださった皆様、拍手ボタンを押してくださった皆様本当にありがとうございました。
HPは常にRED表示ですが、なんとか生きています。
しかも続くよ@HP点灯中
<黒の騎士団編>ルルED設定でスザクBD。ユフィとスザクとライです。
黒の騎士団にいるライでも、きっとスザクは惹かれてしまうんだろうな。
恋でも愛でもなく、自分でもわけわからないけどスザクはライに向かって手を伸ばせばいいよ。
うちのスザクさんは、黒の騎士団編なのにがんがん選択肢に出てきてました。
選択肢3つがスザクの顔だった時には、驚きを通り越して笑いが出ました。
最後になりましたが、ご訪問くださった皆様、拍手ボタンを押してくださった皆様本当にありがとうございました。
HPは常にRED表示ですが、なんとか生きています。
執務室は、色とりどりの花で埋め尽くされていた。
部屋の中心では、ひときわ大きなバラの花束を抱えたスザクの主が微笑んでいる。
バラの飾りの付いたドレスを身に纏ったユーフェミアは、周りの花々ともしっくりと馴染んでいて、まるで絵本の中から出てきたようだ。
その光景を目にしたまま、スザクはドアノブを手に立ち尽くしていた。
「スザク、お誕生日おめでとうございます! ふふ、驚きましたか?」
我に返ったスザクは、こくこくと頷いたあと、花の入った花瓶やアレンジメントを倒さないようにして慎重にユーフェミアの元へと進みながら答えた。
「とても驚きました」
「スザク、今は2人きりですよ?」
軽く頬を膨らませたユーフェミアに、スザクは慌てて言葉を付け足した。
「とても驚いたよユフィ。一体この花はどうしたの?」
「スザクをびっくりさせたくて。特区中の花屋さんと、租界のお花屋さんからも取り寄せたんです。だって…あなたは誕生日には何もいらないって言ったでしょう?」
ようやくユーフェミアの前にたどり着いたスザクは、軽く目を伏せた主の手から、大きな花束を引き受けた。
「花、とても嬉しいよ。でも僕は、君からはもう一生分の贈り物をもらってしまったから」
スザクの言葉に、ユーフェミアは小首をかしげて大きなすみれ色の瞳をぱちぱちとさせた。
「私が、スザクに?」
「ああ。君は日本人に、行政特区日本を作ってくれた。ブリタニアの支配下に置かれたエリアの中で、ここまで国民性や権利を回復できた国は世界中どこを探してもない。
権利だけじゃない。ユフィは僕たち日本人に、未来と…笑顔を取り戻してくれたんだ」
スザクの言葉に、ユーフェミアはかぶりを振った。
「それは私の力ではありません。スザクや日本人の皆さんが、一生懸命がんばっているからです。このお花だって、日本人の皆さんが丹誠込めて栽培されたものばかりです」
スザクは改めて花々に目を向けた。色とりどりの花々は、一見無造作に置かれているようで、高さも色合いも完璧にコーディネイトされている。
スザクは花には詳しくないが、この部屋に花を飾った人物のセンスがいいことはわかった。
ユーフェミアにそれを告げると、彼女はひどく嬉しそうな様子で答えた。
「実は、部屋中に花を合わせて飾るアイデアを提案してくれたのは、ゼロなんです」
思いがけないユーフェミアの言葉に、スザクの表情が固くなる。
その変化に、ユーフェミアも一旦は言葉を切った。しかし微笑みを浮かべたまま、彼女は先を続けた。
「ゼロも、黒の騎士団の皆さんも、今ではこの特区を支える大切な仲間です。スザク、もう少し時間はかかってしまうかもしれないけれど…
私はいつか、あなたとゼロが共に信頼しあって、この特区を支えてくれる日が来ることを信じています」
ユーフェミアの願いに応えることができれば、どんなにいいか。
しかしスザクは、どうしても首を縦に振ることができなかった。
(続く)
PR
この記事にコメントする